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皮膚はすごい [読書メモ2019]

『皮膚はすごい』 傳田光洋 2019/06

皮膚はすごい: 生き物たちの驚くべき進化 (岩波科学ライブラリー)

著者は資生堂グローバルイノベーションセンター主幹研究員。 皮膚について科学的に解説する本。

 人間の皮膚やトマトの皮の表面は死んだ細胞が重なってできています。
 皮膚の1つ目の役割は「防御機能」。 2つ目の役割は、外の世界と熱をやりとりする「交換機能」。
 人間のように暑いときに汗をかいてからだを冷やす動物は、他にはウマしかいません。
 120万年前、私たちの祖先は、ごく一部を残してほとんどの体毛をなくした。
 体毛に覆われていないもの同士で比べて見ると、人間の皮膚はものすごく薄い。
 皮膚の構造は両生類、爬虫類、鳥類、そして人間を含む哺乳類に共通。 表皮はケラチノサイトが一番深い部分で分裂し、それが平たくなりながら、どんどん表面に向かいます。
 ゴリラやチンパンジーたちの、体毛で覆われた部分の皮膚は真っ白。彼らと同じアフリカに昔から住んでいた人たちの肌は黒い。
 両生類は皮膚でも呼吸しています。 人間は皮膚呼吸していません。 両生類は角層が薄いので、皮膚呼吸が可能なのでしょう。
 人間の皮膚にいちばん似ているのはカエルの皮膚。
 カメの甲羅は、肋骨が変化してできた骨の上に薄く皮膚が乗ってできています。
 私たちの歯のエナメル質は、4億年ほど昔に魚の皮膚から生まれ、それが進化に伴い、歯だけに存在するようになったらしい。
 表皮のケラチノサイトが作るもう一つの防御機能が、外から皮膚にくっつき入り込んでくる菌を殺す抗菌物質。
 樹木の皮も、テルペンやアルカロイドなど、いろんな抗菌物質を含んでいます。
 氷点下でも凍らないヒラメの皮膚から、いくつかの「不凍タンパク質」が発見された。
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