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3月第5週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『臨終の七不思議』 志賀貢 2017/02

『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』 深田晶恵 2017/12

『「余命3ヵ月」と伝えるときの医者のホンネ』 奥仲哲弥 2015/04

『誰がFinTechを制するのか』 北澤直 2018/11

『サヨナラ お金の不安』 畠中雅子 2016/07

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臨終の七不思議 [読書メモ2019]

『臨終の七不思議』 志賀貢 2017/02

臨終の七不思議

著者は臨床医。 多くの臨終を見てきた臨床医の体験談。

 心臓が完全に停止してから脳は約4分で酸欠状態に陥り、脳細胞は死滅すると考えられてきましたが、聴覚中枢の脳細胞は、最後まで生き続けていて働いているのではないかと想像されるようになりました。 臨終の精神的な苦痛や不安を和らげるために耳元で囁き続けることは、とても有効な”見送りの技術”といえるかもしれません。
 大脳の下部にある視床や、その下に続く視床下部は、聴覚中枢と同様に人が息を引き取っても、少しの間生命を維持し続けると指摘する研究もあります。
 長患いの入院患者がだんだんと弱ってきて、いよいよ臨終というときに、一時的に元気を取り戻すことがしばしばあります。これが「中治り」。
 「中治り」現象とともに、臨終間際の患者さんに現れるのが「お迎え」現象。家族や親族が「会いに来た」、「見える」と言うようになる。 脳の機能が低下する結果、幻視や幻聴などの症状が現れ、非現実的な現象をあたかも実際に起こったかのように感じるのかもしれません。
 終末期が近づいた患者さんの取る行動の一つが「集団欲」。 多くの生物の三大本能が「食欲」「性欲」「集団欲」。
 妻の死後の約1年間、夫が心筋梗塞で死亡する危険がとくに高いという指摘もあります。これは、対象喪失によるストレスが原因で、免疫力が著しく低下するために起こる現象だと考えられています。
 麻酔中に意識が消失せず、覚醒したままでいる不思議な現象は「覚醒麻酔」と呼ばれます。手術の中で0.2%ほど見受けられるというデータがあります。
 生活保護受給者の場合、火葬から埋葬までのすべての費用を含めて約20万円ほどが支給されます。 臨終への備えとして、葬儀代となる20万円程度のお金は用意しておきたいものです。
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サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65 [読書メモ2019]

『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』 深田晶恵 2017/12

サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65――給料、年金、退職金、副業、パート収入、病気、出産で使える!

著者はファイナンシャルプランナー。 給与所得者の手取りを増やす方法を教える本。

 iDeCoをやっている会社員は約5万円税金が安くなる(年収500万円の場合)。
 退職金は一括でもらうと、年金形式でもらうより手取りが130万円多い(税金が安い)。
 2002年から2017年までの15年間で手取りは35万円減少している(年収500万円)。年収700万円なら50万円の減少。 影響が大きかったのは、2011年(所得税)・2012年(住民税)の「中学生以下の子供は扶養から外す」改正。「子ども手当」が作られ、税金面での扶養から外すこととなった。
 手取りを増やす3つの方法:①税金を減らす ②税金も社会保険料も減らす ③給付金など「もらえるお金」を申請する。
 「夫の年収800万円、妻は専業主婦」よりも、「共働きで、年収500万円と300万円」の方が、年26万円も手取りが多い(税金が安い)。
 共働きなら、子どもの「扶養控除」は、年収が高い方が受けるのがトク。
 出生届とあわせて児童手当の申請をする。なぜなら、「産まれた日」ではなく「申請した日の翌日分から」の支給となるから。
 共働き夫婦が2人でローンを組むと、それぞれがローン減税を受けられ、1人だけのケースより減税額が増える。
 パートで働くとき気をつけるのは、「106万円」と「130万円」の2つの壁。それぞれ125万円、153万円までは手取りが減る。
 50代がiDeCoをやるメリットはない。 
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「余命3ヵ月」と伝えるときの医者のホンネ [読書メモ2019]

『「余命3ヵ月」と伝えるときの医者のホンネ』 奥仲哲弥 2015/04

「余命3ヵ月」と伝えるときの医者のホンネ

著者は山王病院副院長。 医療現場の現実を紹介する本。

 一般的な言葉で言えば「リンパ節切除」あるいは「リンパ節除去」。ところが医学用語では「リンパ節郭清」。 医学界は、こうした言葉のオンパレード。学生時代から難解語を使い慣れてしまうため、医者になって患者さんと出会う頃には、どんな言葉で説明すれば理解してもらえるかが、わからなくなっている。 医者がよくわからない言葉をしゃべっても、偉ぶっているわけではないのです。
 「困った人だな」と思うケースは、自分の病気や治療法について詳しく調べ、勇んで診療室にやって来る患者さん。 しかし、ネットや本、あるいは論文で得た知識が、すべて正しいわけではありません。 治療例を見つけても、それがそのまま自分の治療にあてはまるわけでもないのです。
 政治家にしても医者にしても、人に何かを教えるわけではないので「先生」と呼ぶのはおかしい、とも思っています。 とはいっても、「先生」とおだてたほうが患者さんは絶対得。
 メディアでは「神の手」を持つ外科医が大流行り。でも、失敗なくして名手にはなれません。
 大病院では「高度な医療を提供する対価」として初診料が高くなる。慶応大学病院の初診料には別途5400円が加算。
 セカンドオピニオンを受けに来る患者さんのなかには、「ファーストオピニオンの内容をよくわかっていない」方が少なくない。
 医者のプロフィールに「専門医」「指導医」の文字があれば、その領域に関しては治療を任せても大丈夫。
 医者は、手術の成功率や余命は、最低の数字で語る。
 良心的な医者は多くのネットワークを持っている。
 大半のがんは、どこの病院で治療しても同じ。 ランキング本が役立つのは、「希少がん」の場合だけ。
 多くの医者は、風邪薬は飲まない。風邪薬を飲むのは世界でも日本人だけ。
 ステロイドは「副作用のホームラン王」。
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誰がFinTechを制するのか [読書メモ2019]

『誰がFinTechを制するのか』 北澤直 2018/11

誰がFinTechを制するのか

著者は米国最大手の仮想通貨取引所coinbaseに参画。弁護士。 フィンテックのフロントランナー達に対するインタビューをまとめた本。

 日本の金融サービスが絶対的な信用度を高めるなかで、実はそれを支えるコストも肥大化していった。それがフィンテックによって根底から覆される可能性が出てきた。
 アプリを用いてお金の支払い、給与の受取、送金などを、簡単かつ比較的安全にできるようになった。これを「金融包摂」という。 フィンテックの本質の一つともいわれている。 既存の金融サービスから排除されてきた人たちが、サービスを受けられるようになることを意味する。
 フィンテックはユーザーの悩みを解決することに本質がある。
川鍋一郎(JapanTaxi代取): 経済規模の割合でいくと、(リアルとフィンテックは)9対1くらい。 現在この国に存在している岩盤の規制は、日本人のリスクをとりたがらない性質を反映している。 何かあると「政府が保証するべき」という世界観があると、なかなか新しいものが広まりにくい。 まずは現金から従来のクレジットカードの使用に移行することが先だと思う。
ダニエル・ブックステーバー(Addepar COO): これまでもテクノロジーは常に金融に介在してきた。フィンテックがそれらと一線を画しているのは、金融機関の外側にテクノロジーが構築されている点。
安田洋祐(大阪大学大学院准教授): フィンテックとは、非金融業のための金融サービス革命。 金融は「時間を超えた取引を可能にする」ことと、「リスクを分散する」ことの2点において、社会に大いに役立っている。 なぜ根強い不信感があるのかというと、複雑な金融商品を作ってギャンブルのようなゼロサムゲームをやっているのではないか、と多くの人が感じているからではないか。
山口揚平(ブルー・マーリン・パートナーズ社長): 今の若者は「信用経済」を肌で感じていて、貨幣ではないものこそ経済を支える大きな軸であると考えている。 技術の発展で可能になった「記帳経済」の可能性が常識を覆そうとしている。記帳経済は、お金を使わず個々人の「もらった」「あげた」という情報の管理だけで成り立つ。
 2018年9月時点で存在する仮想通貨は2004種類。
 日本に来た中国人が初めて買うものは財布。
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サヨナラ お金の不安 [読書メモ2019]

『サヨナラ お金の不安』 畠中雅子 2016/07

サヨナラ お金の不安 (暮らしニスタBOOKS)

著者はファイナンシャルプランナー。 家計のやくりくりの知識を教える本。

 お金の不安を減らす=うまくコントロールするには、自分の収入に合わせた行動を取ることと、本書に出てくるような失敗をできるだけ避けること。
 夫が家計を管理すると、エクセルなどできっちりとつけすぎて。のびしろ(余裕)がないことがある。 奥さんが使った明細をきっちりと記録して、もらった金額では足りないことを証明していくしかない。 夫婦のお金の問題というのは、言葉の応酬だけでは、ほとんど解決しません。
 「特別養護老人ホーム(特養)」は、40万人待ちとも、50万人待ちともいわれる。特養に入るという着地点はあるにしても、重要なのはそれまでの間、介護付有料老人ホームなどで特養待ちをするのが、いまやスタンダードコース。
 最近、相続で困ったというケースで多いのが、親が亡くなり、家だけが残ってしまったというパターン。 相続の失敗でよくあるのが、親が生きているうちに勝手に名義を変えて、あとから贈与税がとられるケース。
 子どもの習い事費用の適性割合は、収入の4-5%。 子どもの教育費は、下の子ほど厚く、がルール。上の子が大学生になると予想外のお金がかかり、貯金はどんどん減っていく。
 家計が苦しくて節約するなら、まずは住居費。
 ローンを組んでいいのは家だけ。車のローンは原則NG。
 退職して1年は生活費を知る様子見期間。 あせって退職金でふやそうとした人は負ける。
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3月第4週に読んだ本(まとめ) [既読一覧]

『資本主義って悪者なの?』 ジャン・ジグレール 2019/02

『世界第3位のヘッジファンドマネージャーに日本の庶民でもできるお金の増やし方を訊いてみた。』 塚口直史 2017/10

『「日本の伝統」という幻想』 藤井青銅 2018/12

『QR決済』 日経FinTech(編) 2019/01

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資本主義って悪者なの? [読書メモ2019]

『資本主義って悪者なの?』 ジャン・ジグレール 2019/02

資本主義って悪者なの? ジグレール教授が孫娘に語るグローバル経済の未来

著者はスイスの政治家で社会学者。 今の世界の様々な問題の原因は資本主義であるという本。

 資本主義が生みだした弱肉強食の理念は、根本的に打破されるべきだが、科学やテクノロジーで得た素晴らしい成果は保持されるだけでなく、向上させなければならない。
 資本主義体制は何世紀にもわたって繰り広げられた階級闘争の結果、最後に勝ち取ったもの。
 マルクスが考えたのは、労働者は貧しくなる一方だから、いずれは生産された商品を誰も買えなくなり、資本主義は崩壊するというものだった。 この点で彼は間違っていた。しかし、世界的規模で資本家のオリガーキー(寡占支配者)を生みだすという点で、マルクスは正しかった。
 最初の資本蓄積は、アフリカの奴隷や南米の先住民の犠牲でつくられた、「略奪による剰余価値」。
 18世紀の最後の10年間(フランス革命)に物事すべてが失敗した。 資本主義の搾取の土台となる私有財産の神聖化は、おもにジャコバン派によるものだが、破壊的な事態を招くことになる。それで私たちは現在も苦しんでいるのだ。
 金融資本は世界経済全体に独裁体制を築いてしまった。 株価が、経営に関する決断だけでなく、個人的なキャリアまで決めてしまう。 世界経済を統治しているのが「オリガーキー」。自分の利益のみを追いかけて弱者への配慮を忘れ、地球の環境には目をつぶっている。権力と富を握る彼らこそ、地球の本当の支配者だ。
 金融資本のオリガーキーは日々、誰を生かし、誰に死刑を宣告するかを決めている。
 世界を資本主義が支配するかぎり、誰も消費社会からは逃れられない。
 多国籍の金融資本による自然破壊のなかで、最悪なものの1つが原生林の伐採だ。 資本主義体制は自然にとっても、人類にとっても危険なもの。
 富裕層が自分たちの財産を隠して税金を払わないから、国庫が空になっている。
 すべての人間は世界の政府に対して革命の権利を行使する権限を持っている。
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世界第3位のヘッジファンドマネージャーに日本の庶民でもできるお金の増やし方を訊いてみた。 [読書メモ2019]

『世界第3位のヘッジファンドマネージャーに日本の庶民でもできるお金の増やし方を訊いてみた。』 塚口直史 2017/10

世界第3位のヘッジファンドマネージャーに 日本の庶民でもできるお金の増やし方を訊いてみた。

著者はグローバルマクロ戦略ファンドマネージャー。 日本の一般投資家にリスクヘッジした投資方法を教える本。

 世界のヘッジファンド業界全体の運用総額は約342兆円。 ちなみにGPIFの運用額が約150兆円。
 現在運用しているブラックスワン戦略というファンドの運用においては、マーケットがクラッシュ(暴落)する際に大きくリターンを得ることができる投資スタイルを確立。
 日本人は、自分の生活資金と運用のための資金を分けて考えていないので、預金のように全くリスクを取らなかったり、逆にリスクを一気に取って勝負をしたり、両極端になってしまう人が多い。
 ほったらかして積立投資をしていればリスクが小さいわけではない。
 景気の「季節」は、アメリカ国際の2年物金利(短期)と10年物金利(長期)だけで判断。 春:金利上昇、長短金利差拡大、夏:金利上昇、長短金利差縮小、秋:金利下落、長短金利差縮小、冬:金利下落、金利差拡大。
 直近では11年5月-14年1月が春、14年2月-17年9月が夏。 
 長短金利が逆転するときは、そのあと大きなショックが来る。
 投資対象は、日本株(ETF1321)、外国株(1581)、国内債券、外国債券(1677)、国内不動産(REIT1343)、金(ゴールド1326)、VIX(1552)。
 基本的には買付のみ。ただしVIXだけは大きな暴落時は売却して利益を取る。
 お金持ちほど借金を好む性格が強い。 自分のお金を使わずに借金で何かの資産を買い、そこで発生するコストで収益と相殺させて節税する。
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「日本の伝統」という幻想 [読書メモ2019]

『「日本の伝統」という幻想』 藤井青銅 2018/12

「日本の伝統」という幻想

著者は作家・脚本家・放送作家。 「日本の伝統」と思っていることも案外歴史は浅いという本。

 「日本古来の伝統」などと言われるものの中には、明治以降に始まったものがけっこうある。いやそれどころか戦後からのものだってある。
 靖国神社・明治12年 初詣・明治18年頃 平安神宮・明治28年 夫婦同姓・明治31年(最初は夫婦別姓だった) 神前結婚式・明治33年 告別式・明治34年 国技・大相撲・明治42年 恵方巻という名前・平成10年。
 伝統の第1法則:「人は、自分が生まれた時にあるものは、みんな大昔から続いてきた伝統だと思う」。
 伝統の基本法則:「発信者側にメリットがある伝統は、長く続く」。
 伝統の金銭的メリット・伝統ビジネス。あえて伝統をアピールすることでうまくいく商売のこと。
 「成人式」、これは戦後に始まった伝統だ。自治体が行なうようになったのは、昭和21年(1946)。
 「重箱のおせち」「雛祭り」「端午の節句」「七五三」「お中元・お歳暮」、こうした行事を全国的にみんなが行なうようになったのは、明治30年代にデパートができてから。
 「新しく登場したけれど、実は古い伝統をバックボーンに持っているもの」 日本人はとくにこれに弱い。
 日本記念日協会に登録されている記念日は約1800個。
 葛飾北斎が没したのは、嘉永2年(1849)。嘉永6年にはペリーが来航する。北斎は、幕末まであと一歩という時代(約150年前)の人なのだ。
 旧国名をつければ、たいていの物は格好がつく。讃岐うどん(1960年代)、飛騨牛(1988年)。国名ではないが、江戸、博多、浪花(なにわ)・・といった旧都市名でも同様な効果がある。
 「平成」にとって、一つ前の「昭和」はダサく、古臭い。しかし、さらにその先の「大正」「明治」となると、直接関係がなく、あまりに違うことにロマンを感じ、肯定的になる。 だから、平成が終わると、新元号世代にとっては「平成」がダサく、「昭和」は古きよきものとして評価される存在になるだろう。
 庶民がお墓を建て、お墓参りをする伝統は200年くらいの歴史しかない。
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